子どものこと、そして子どもたちを取り巻く社会の問題について関心をお持ちの多くの皆様。ホームページのご訪問ありがとうございます。 現在でも、自立した社会人に育つことがとりわけ困難な子どもたちがいることを、皆様に是非知っていただきたいと思います。
いろいろな事情から、自立までの子ども時代を家庭で過ごすことができない子どもたちは、児童養護施設で過ごします。けれども、現在の制度のもとでは、彼らは高校に進学できなければ、つまり「高校在学」していなければ、施設を出て否応なく「自立」しなければならないのです。 こうした子どもたちが非常に困難な情況に居ることは、ご理解いただけると思います。
一方、家庭で育った子どもたちの中にも、自立できずに、あるいは自立することを拒否でもしているかのように荒れる子どもたちも多くなりました。
かつては、地域社会がそれぞれの子どもたちを一人前の社会人にしていくような教育力をもっていました。今、それを期待することはおよそ困難です。 現在では、誰かが意志をもって、そうした子どもたちの、本当の自立に向けての支援をすることが必要なのです。
この会は、こうした青少年に「心を癒す場」を提供し、自立への支援を行なうことを目的に設立されました。本会が取り組もうとしている支援活動は、現行の福祉制度ですっぽりと抜け落ちている部分です。本来ならば社会全体が、こうした子どもの発達について、また社会的自立について、真剣に取り組むべきでしょう。 けれども、困難な情況にある子どもらを目の前にして、福祉制度の改善をただ待っていることはできません。
私たちは、彼らの自立のために「今必要な支援を、今届ける」ことを目的に、平成9年から自立援助ホーム「星の家」運営を中核とする自立支援活動を進めています。 是非、ご理解とご支援をお願いいたします。
初代星の家ホーム長
星 俊彦
団体名
認定NPO法人 青少年の自立を支える会
活動分野
子ども、青少年、福祉、就労支援・労働問題
団体の目的
家庭環境に恵まれずに育った青少年の社会的自立支援
活動内容
本会は、義務教育終了後または高校中退し、就労しないなど不安定な生活をしている親と暮らすことができない青少年に対して、自立援助ホーム「星の家」の並びに退所児童等アフターケア事業サロン「だいじ家」の運営を通じて、社会的自立の支援活動をしております。
このような活動に対して、国税庁長官から運営組織及び事業活動が適正であること並びに公益の増進に資することについて一定の法律要件を満たすものとして、個人・法人ともに本会への寄付金に対して税の所得控除の優遇措置が受けられる全国で10番目、栃木県で最初の認定を受けております。また、平成20年度の地方税法改正に伴い個人住民税の寄附金控除が受けられます。
かつては地域社会がそれぞれの子どもたちを一人前の社会人にしていたように、少子高齢化が進む今日“未来を作る社会の宝”である子どもたちを、地域社会の一員である皆様がこの活動に参加して、このような境遇の子どもたちを一人前の社会人に育ててみませんか!
理事長
福田 雅章
所在地
〒320-0037 栃木県宇都宮市清住1-3-48
電話番号
028-666-6023
FAX番号
028-666-6024
メールアドレス
活動実績、財政・収支報告などについては、日本財団が運営するCanPanFieldsをご覧ください。