私たちについて

 

 

設立趣意 私たちが目指すもの

 

 子どものこと、そして子どもたちを取り巻く社会の問題について関心をお持ちの多くの皆様。ホームページのご訪問ありがとうございます。 現在でも、自立した社会人に育つことがとりわけ困難な子どもたちがいることを、皆様に是非知っていただきたいと思います。

 

 いろいろな事情から、自立までの子ども時代を家庭で過ごすことができない子どもたちは、児童養護施設で過ごします。けれども、現在の制度のもとでは、彼らは高校に進学できなければ、つまり「高校在学」していなければ、施設を出て否応なく「自立」しなければならないのです。 こうした子どもたちが非常に困難な情況に居ることは、ご理解いただけると思います。

 

 一方、家庭で育った子どもたちの中にも、自立できずに、あるいは自立することを拒否でもしているかのように荒れる子どもたちも多くなりました。

 

 かつては、地域社会がそれぞれの子どもたちを一人前の社会人にしていくような教育力をもっていました。今、それを期待することはおよそ困難です。 現在では、誰かが意志をもって、そうした子どもたちの、本当の自立に向けての支援をすることが必要なのです。

 

 この会は、こうした青少年に「心を癒す場」を提供し、自立への支援を行なうことを目的に設立されました。本会が取り組もうとしている支援活動は、現行の福祉制度ですっぽりと抜け落ちている部分です。本来ならば社会全体が、こうした子どもの発達について、また社会的自立について、真剣に取り組むべきでしょう。 けれども、困難な情況にある子どもらを目の前にして、福祉制度の改善をただ待っていることはできません。

 

 私たちは、彼らの自立のために「今必要な支援を、今届ける」ことを目的に、平成9年から自立援助ホーム「星の家」運営を中核とする自立支援活動を進めています。 是非、ご理解とご支援をお願いいたします。 

 

初代星の家ホーム長
星 俊彦

 

 

理事長あいさつ


 青少年の自立を支える会(以下、本会)のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。理事長の福田雅章です。

 

星さんとともに歩んだ道

 29年前(1996年)の暮れ、前理事長の星俊彦さん、そして志を同じくする仲間たちと、本会を立ち上げる準備を開始しました。きっかけは、児童養護施設を退所する子どもたちが直面する厳しい現実でした。「どうして私は障害者じゃないの?障害者だったらずっと施設にいられるのに」と、施設を出る日、ある女の子がつぶやいた言葉が、今も胸に刻まれています。私自身も児童養護施設で生活した経験があることから、共に過ごした仲間の「その後」、そして社会的養護にあるすべての子どもの「その後」の問題は他人事ではありませんでした。

 1997年7月、本会は正式に発足しました。当時、社会的養護のもとで育つ子どもたちへの関心は決して高くありませんでした。しかし、発足時の代表を務めてくださった故・伊達悦子先生をはじめ、多くの市民の皆様の温かいご支援により、1997年9月に自立援助ホーム「星の家」を開所することができました。以来28年、私たちは子どもたちの「自立」を支え続けてきました。


 2023年、星さんが他界されました。星さんは誰よりも子どもたちの痛みを理解し、寄り添い続けた人でした。その遺志を受け継ぎ、私が理事長の任に就かせていただくこととなりました。

 

今、そしてこれから

 社会は大きく変わりました。かつて自立援助ホームは、児童養護施設を退所した子どもたちの受け皿でした。しかし今、星の家に来る子どもたちの多くは、家庭から直接入居してきます。子どもの貧困、家庭の養育機能の低下など、社会的養護の枠組みでは捉えきれない課題が、目の前に広がっています。

 星さんは「見てしまったら放っておけない」とよく語っていました。私たちは、星の家に加え、ファミリーホーム「はなの家」、子どもの居場所「月の家」を運営し、地域の子育て支援にも取り組んでいます。社会的養護を必要としながらも、その網からこぼれ落ちてしまう子どもたちに、必要な支援を届けたい。それが私たちの願いです。

 

支え合う社会を目指して

 子どもを育てるのは、親だけの責任ではありません。施設だけの役割でもありません。里親、地域、そして社会全体が、それぞれの形で子どもたちの成長を支えていく。そんな社会を、私たちは目指しています。


 29年前、わずか数名で始めた活動は、今では多くのボランティアの皆様、支援者の皆様に支えられています。星の家まつり、チャリティコンサート、そして日々の活動を通じて、私たちは市民の皆様とともに歩んできました。


 制度は整いつつあります。しかし、子どもたちに本当に必要なのは、温かな人とのつながりです。理解しようとしてくれる大人の存在です。一人ではできないことも、みんなでなら実現できる。それが「青少年の自立を支える会」です。


 これからも、子どもたちの「今」と「未来」を支えるために、皆様とともに歩んでまいります。どうぞ、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

特定非営利活動法人 青少年の自立を支える会

理事長 福田雅章



団体概要

 

団体名

認定NPO法人 青少年の自立を支える会

 

活動分野

子ども、青少年、福祉、就労支援・労働問題

 

団体の目的

家庭環境に恵まれずに育った青少年の社会的自立支援

 

活動内容

 本会は、義務教育終了後または高校中退し、就労しないなど不安定な生活をしている親と暮らすことができない青少年に対して、自立援助ホーム「星の家」の並びに退所児童等アフターケア事業サロン「だいじ家」の運営を通じて、社会的自立の支援活動をしております。

 このような活動に対して、国税庁長官から運営組織及び事業活動が適正であること並びに公益の増進に資することについて一定の法律要件を満たすものとして、個人・法人ともに本会への寄付金に対して税の所得控除の優遇措置が受けられる全国で10番目、栃木県で最初の認定を受けております。また、平成20年度の地方税法改正に伴い個人住民税の寄附金控除が受けられます。

 かつては地域社会がそれぞれの子どもたちを一人前の社会人にしていたように、少子高齢化が進む今日“未来を作る社会の宝”である子どもたちを、地域社会の一員である皆様がこの活動に参加して、このような境遇の子どもたちを一人前の社会人に育ててみませんか!

 

理事長

 

福田 雅章

 

所在地

〒320-0037 栃木県宇都宮市清住1-3-48

 

電話番号

028-666-6023

 

FAX番号

028-666-6024

 

メールアドレス

[email protected]

   

 

 

沿革

  • 平成8年12月
    星俊彦(現理事長)、自立援助ホーム設立を決意。有志が集まり、設立準備会を組織。
  • 平成9年5月
    「青少年の自立を支える会」準備会集会。
  • 同年7月
    「青少年の自立を支える会」設立総会。代表に伊達悦子が就任。
  • 同年9月
    自立援助ホーム「星の家」開所。
  • 平成10年2月
    電話相談「自立のホットライン」開設。
  • 同年4月
    「星の家」、児童自立生活援助事業認可。
  • 平成11年10月
    「青少年の自立を支える会」、特定非営利活動(NPO)法人認証。初代理事長に伊達悦子が就任。
  • 平成14年12月
    国税庁より、認定NPO法人として認証。県内初、全国10番目。
  • 平成19年5月
    二代目理事長に福田雅章が就任。
  • 平成21年4月
    宇都宮市清住に土地付き建物を購入、事務所並びに星の家移転。
  • 平成22年1月
    社会的養護の当事者のためのサロン「だいじ家」開設
  • 平成25年5月
    三代目理事長に星俊彦が就任。
  • 平成26年1月
    ファミリーホーム「はなの家」開設。
  • 平成26年7月
    子どもの居場所「月の家」開設。
  • 平成29年12月
    内閣総理大臣賞表彰(内閣府の子供と家族・若者応援団表彰)
  • 平成30年4月
    市政功労表彰(宇都宮市)
  • 平成31年1月
    栃木県イメージアップ貢献賞受賞(栃木県産業協議会)
  • 令和2年7月
    月の家 移転
  • 令和4年7月
    設立25周年を迎える

事業報告

活動実績、財政・収支報告などについては、日本財団が運営するCanPanFieldsをご覧ください。
 

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